2023.03.03
ブラジャーにカビが発生する原因は?取り方と正しい洗濯方法を知って清潔に保とう
なぜ、ブラジャーにカビが生えてしまうのでしょうか?また、そのカビが取り除けるのかも知りたいところです。
今回は、ブラジャーにカビが生える原因と取り方を徹底解説します。
カビを生えにくくするための保管方法もまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
1.ブラジャーにカビが生える原因
2.ブラジャーに発生したカビの取り方
3.ブラジャーの正しい洗濯方法
4.ブラジャーにカビを発生させないための注意点
5.正しい洗い方でブラジャーを清潔に保とう
ブラジャーにカビが生える原因
気がついたらブラジャーに黒い点々ができていたり、黒く変色していたりしませんか?それは、カビが生えているのかもしれません。
まずは、ブラジャーになぜカビが生えてしまうのかをチェックしていきましょう。
使ったブラジャーを洗わずに放置している
使用したブラジャーには、汗や皮脂、垢などが付着します。
これらの汚れは、カビの栄養になります。
とくに汗をかきやすい夏場や湿気が多い梅雨は、カビが増殖しやすくなる時期です。
ブラジャーは洗わずに放置せず、こまめに洗濯するようにしましょう。
生乾きの状態でブラジャーを保管している
生乾きのブラジャーは、水分で湿度が高い状態です。
少しでも濡れたままで保管すると、収納場所に湿気が溜まってカビが発生しやすくなります。
下着に使われている生地や素材によって、乾きやすさが異なります。
また、厚めのパッドの場合は表面が乾いていても、内側に水分が残っている可能性があるのです。
カップの内側やパッドがちゃんと乾いているかを確認してから、保管するようにしましょう。
高温多湿の場所で保管している
温度が15〜30℃で湿度が70〜95%のような場所は、カビが発生しやすい環境です。
下着を保管する場所に温度計や湿度計を設置して、高温多湿になっていないか確認しましょう。
湿度が高い場合は、扇風機やサーキュレーターで風通しを良くしたり除湿機を使用したりするのがおすすめです。
温度が高いのであれば、冷房を使ったり収納する場所を変えたりと、工夫してみてください。
ブラジャーに発生したカビの取り方
カビが生えたブラジャーを着用してしまうと、肌がかゆくなったり赤くなったりする可能性があります。
そのため、ブラジャーに生えたカビは、取り除く必要があるのです。
ここからは、ブラジャーに生えたカビの取り方を紹介します。
素材によって生地が縮んだり色落ちしたりする可能性があるため、目立たない部分でチェックしてから試してみてください。
また、手荒れを防ぐためにも、必ず手袋を着用しましょう。
カビに重曹を塗り込んでから手洗いをする
重曹は弱アルカリ性のため、油脂やタンパク質といった汚れを分解するのに適しています。
また、悪臭の予防や殺菌にも効果的です。
以下は、重曹の効果を高めてカビを落とす方法になります。
重曹を使ったカビの取り方
- 重曹と中性洗剤を1:1でよく混ぜ合わせる
- 溶かしきれたら、スプーンを使ってカビに塗り込む
- 約30分放置してからブラジャーを手洗いする
黒い点々のようにできる黒カビは根っこが深いため、こすり洗いをすると余計にカビが根付いてしまう可能性があります。
カビに塗り込むときや手洗いの際は、カビの部分をこすらないように注意しましょう。
また、重曹は粉状のものが多く、細かい粒子が生地や繊維の隙間に入り込んでしまうこともあります。
そうなると生地を傷めてしまう可能性があるため、最終の手洗いは丁寧に行うのがポイントです。
酸素系漂白剤でつけ置き洗いをする
漂白剤には「酸素系」と「塩素系」の2種類ありますが、ブラジャーの素材を傷めにくい「酸素系漂白剤」を使います。
酸素系漂白剤の中でもおすすめは、オキシクリーンです。オキシクリーンは、40〜60℃のお湯で汚れ落ちの効果が高まります。
ブラジャーの素材によっては漂白剤が使えないものもあるため、洗濯表示を確認してから使いましょう。
酸素系漂白剤を使ったカビの取り方
- 汚れを落とすためにブラジャーを手洗いする
- 酸素系漂白剤を水かぬるま湯で溶かす
- 30分〜1時間程度付け置きする
- 再びブラジャーを手洗いする
ブラジャーを長時間付け置きしてしまうと、生地を傷めたり色落ちしたりなどの劣化につながる可能性があります。
長くても1時間程度にしておきましょう。
酸素系漂白剤が手や洋服に付いた場合は、しっかりと洗い流してください。
ブラジャーの正しい洗濯方法
カビを発生させずに綺麗で清潔なブラジャーを保つためには、正しい洗濯方法で洗うことが大切です。
ここからは、ブラジャーの正しい洗濯方法を確認していきましょう。
洗濯をする前に取り扱い表示記号をチェック
洋服と同じように、ブラジャーにも洗濯用の取り扱い表記記号が記載されています。
洗濯をする前に取り扱い表示記号を確認して、正しい取り扱いや洗濯を行いましょう。
洗濯に関する取り扱い表示記号は、以下のものに分けて記載されています。
洗濯に関する取り扱い表示記号
- 洗濯の仕方
- 漂白の仕方
- 乾燥の仕方
- アイロンのかけ方
- クリーニングの種類
ブラジャーに使われている素材や生地によってそれぞれ記号が異なるため、表記に従って洗うようにしましょう。
ブラジャーの正しい洗い方
ブラジャーは、基本的に桶の中でふり洗いを行います。
汚れがひどいときは、汚れの部分を摘んで洗いましょう。
力を入れて洗うと、生地や素材を傷める可能性があります。
力を入れすぎないように洗うのがポイントです。
ブラジャーの正しい洗い方
- ブラジャーが入る桶やバケツを用意する
- 用意した容器の中に、洗濯用洗剤を小さじ1程度入れる
- 水かぬるま湯を1L入れて、洗剤を泡立てながらしっかりと溶かす
- 外せるパッドは取り外す
- ブラジャーとパッドを洗剤入りの容器に入れる
- カップの部分を持って左右に揺らし、ふり洗いをする
- パッドは揉み洗いをする
- 汚れが落ちたら、綺麗な水でしっかりすすぐ
- タオルで押さえて、しっかりと水分を取る
ブラジャーを洗うときや水気を取るときは、カップの形が崩れないように注意してください。
カップが崩れてしまった場合は、内側から優しく整えましょう。
すすぎが不十分だと洗剤がブラジャーに染み込んで、肌荒れを起こしたりカビが生えたりする原因になります。
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洗濯機で洗えるブラジャーは洗濯ネットに必ず入れる
洗濯機で洗えるブラジャーは、洗うときに必ず洗濯ネットに入れましょう。
そのまま洗濯をすると、摩擦やほかの洗濯物と絡まることによってブラジャーの劣化を早める可能性があります。
また、ブラジャーを洗う際は、おしゃれ着洗剤を使うのがよいでしょう。
通常の洗剤よりも洗浄力が弱いため、サテンやレースといったデリケートな素材の洗濯におすすめです。
ブラジャーにカビを発生させないための注意点
できることなら、ブラジャーにカビが発生しないようにしたいものです。
では、どのようなことに注意したら良いのでしょうか?
ここからは、ブラジャーにカビを発生させないための方法を紹介します。
使ったブラジャーはなるべくその日のうちに洗濯する
使ったブラジャーは、なるべく早く洗濯しましょう。
目に見えない汗や雑菌を含んでいるブラジャーはカビが発生しやすくなるだけでなく、悪臭の原因にもなります。
どうしてもその日のうちにできない場合は、次の日に必ず洗濯しましょう。
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日陰の風通しが良い環境でしっかりと乾かす
ブラジャーは、タオルドライや脱水後すぐに陰干しをしましょう。
まだブラジャーが湿っている状態でレースや生地を手のひらで挟んで伸ばし、カップの形を整えて干します。
干す方法は、以下の3つのやり方がおすすめです。
ブラジャーの正しい干し方
- ブラジャーの中心をハンガーにかけて、2つ折りで干す
- アンダー部分の左右を洗濯はさみで挟んで、吊るすように干す
- 平らなネットの上に伸ばして干す
ブラジャーは、必ず直射日光が当たらない場所で干しましょう。
直射日光は、ブラジャーの黄ばみや色あせに繋がります。
日陰で干せない場合は、湿気がこもりにくい風通しの良い場所で部屋干しをしましょう。
乾燥機は使用しない
乾燥機を使用すると、ノンワイヤーのブラジャーであっても生地の劣化や型崩れの原因になります。
また、金具の部分が変形したりレースが破れたりする可能性もあるのです。
乾燥機は使用しないように注意しましょう。
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湿気がたまらないように保管する
ブラジャーを保管する際は、不織布や蓋がない収納ケースがおすすめです。
通気性が良く湿気がこもりにくいため、ブラジャーの収納に適しています。
プラスチック製のものやタンスなどは風通しが悪く、湿気がこもりやすくなっています。
どうしても風通しが悪い場所でしか保管できないのであれば、除湿剤を使うようにしましょう。
詰め込みすぎないように保管する
ブラジャーを収納する際に詰め込みすぎると、湿気がこもったり形が崩れたりする可能性があります。
仕切りなどを活用して、スペースを確保するのがおすすめです。
定期的に洗濯槽の掃除をする
洗濯機はさまざまな汚れがついたものを洗っています。
洗濯槽を洗わずに放置してしまうと、洗濯するたびに汚れのカスやカビの粒子が洗濯物についてしまいます。
その結果、ブラジャーや洋服にカビが発生しやすくなってしまうのです。
洗濯槽の掃除は、3ヵ月に1度のペースで行うのが理想です。
洗濯槽クリーナーや重曹を使って、洗濯槽を洗いましょう。
正しい洗い方でブラジャーを清潔に保とう
カビの生えたブラジャーを着用してしまうと、肌荒れやかゆみの原因になります。
ブラジャーに黒い点々や黒ずみなどを見つけた際は、必ず取り除くようにしましょう。
また、ブラジャーにカビを発生させないことも大切です。
今回紹介した正しい洗い方と干し方で、清潔に保つようにしてください。
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- この記事を書いた人
- nublogちゃん