もしかして離れ胸かも？チェック方法や改善策を知って理想のバストを手に入れよう！

多くの女性がコンプレックスとして抱える「離れ胸」は、もう治らないと諦めていませんか？適切なケアやトレーニング、ブラ選びによって、予防と改善が行えます。今回は離れ胸のチェック方法から効果的なマッサージを紹介するので、参考にしてみてください。

 

離れ胸の特徴とは？

丸みのある上向きバストが、一般的に美しい胸の形とされています。では、対照的である離れ胸とは、どのような状態を表すのでしょうか？

トップが左右それぞれ外側を向いている

離れ胸はトップが左右それぞれ外側を向いているため、見た目が悪くなることが大きなデメリットとして挙げられます。

トップが下がり両胸が離れると、ブラに胸がきちんと収まりません。この状態を放っておくと、背中に脂肪が流れて胸から背中にかけてのブラのラインが盛り上がってしまいます。バストが横に広がって見えるだけでなく、洋服を着たときのシルエットが崩れて不恰好になってしまうのです。

カップ数があるのに谷間が作れない

通常、胸がDカップ以上あればブラをつけたとき自然に谷間ができます。しかし、離れ胸になるとパッドで寄せないと谷間ができないだけでなく、実際のカップ数よりも小さく見えてしまうのです。

離れ胸で肌のハリが失われている場合は、ブラのサイズを正しく測るのが難しくなります。サイズが合っていないブラを付けてしまい、離れ胸が加速するという悪循環にならないよう注意しましょう。

胸が垂れて見える

バストを引き上げるクーパー靭帯が衰えて生じた離れ胸は、垂れて見える特徴があります。肌のハリまで失われ、デコルテがげっそりと見えてしまうのです。

胸元にボリュームがなくなると、本来の年齢よりも老けた印象を与えてしまいます。とくに年齢に伴って変化した胸の形は戻りにくいため、できるだけ早く予防するのが大切です。

気になる離れ胸の原因とチェック方法

自分は離れ胸だと感じている人は多いですが、チェック方法や原因を追求する機会はあまりないものです。改善策を試す前に、離れ胸の原因や正しいチェック方法を知っておきましょう。

離れ胸になる7つの原因

離れ胸、離れ乳の原因はひとつではなく、筋力や普段の生活環境にも深く関わっています。

ここでは、主な離れ乳の原因を7つ紹介していきます。

胸の筋肉が衰えている

バストの土台になっているのが、脂肪の下にある「大胸筋」という部分です。この筋肉が衰えると、カップ数が小さくなり胸の形を崩す原因になります。また、胸をサイドに流さないようキープするのが、脇の下にある「小胸筋」の役割です。両方の筋肉が衰えてしまわないよう、日々トレーニングで鍛えておくと離れ胸を予防できます。

クーパー靭帯が衰えている

重力に負けず上向きバストをキープするのが、「クーパー靭帯」という組織です。この部分が加齢で衰えたり、激しい運動で損傷したりすると胸の形が崩れてしまいます。さらにブラの選び方が間違っていたり、普段の姿勢が悪かったりと気づかぬうちに痛めることが多いです。

クーパー靭帯は一度切れたり伸びたりすると、元に戻ることはありません。離れ胸に繋がらないように、日々予防することが大切です。

 

ブラを着けずに過ごす時間が長い

ブラには、胸のラインを美しくキープする役割があります。ブラトップ付きの洋服で窮屈なブラをつけずに過ごす時間が増えると、クーパー靭帯が伸びて離れ胸の原因になります。日中だけでなく夜もナイトブラをつけて就寝するなど、形をしっかりキープすることを意識して過ごしましょう。

ブラのサイズやつけ方が間違っている

1日中胸を固定するブラは、付け方次第で形が崩れる原因になります。

また、サイズが小さすぎると胸が押しつぶされ、大きすぎると脂肪が背中に流れてしまいます。効率よく離れ胸を改善するためにも、自分に合ったカップ数を選んで正しく着用しましょう。

食生活の乱れ

過度なダイエットで栄養バランスが崩れてしまうと、女性ホルモンの分泌が下がります。その結果、肌の弾力やハリが失われてしまい、離れ胸になってしまうのです。また、栄養が不足すると離れ胸以外のバストトラブルにもつながるため、無理なダイエットや偏食は改善が必要です。

年齢によるバストの変化

加齢に伴って筋肉が落ち、胸の形も変化するのが自然です。ホルモンバランスが乱れると乳腺がしぼみ、脂肪も柔らかくなって垂れたように見えてしまいます。もうすでに胸の形が変化している場合は、ブラでバストの形を美しく整えるのがおすすめです。

人によって変化のスピードが異なるので、顔と同様に胸のエイジングケアも早めに行ないましょう。
 

猫背や座り姿勢が悪い

姿勢の悪さも離れ乳の原因といわれます。

特に、猫背は胸筋の伸縮が損なわれて筋力が低下し、重量のあるバストを支える力が弱くなってしまいます。また、猫背などで前傾姿勢が続くとバストに下方向の重力が加わりやすく、型崩れや左右に離れやすくなってしまいます。

 

離れ胸のチェック方法

離れ胸だと思っていただけで、実際は違うことがあるかもしれません。まずは鏡の前に立って、離れ胸の特徴が当てはまるかどうか確かめてみてください。

離れ胸のチェック項目

• 胸が実際のサイズより小さく見える
• Dカップ以上はあるのに谷間ができない
• ブラの脇から胸がはみ出ている
• デコルテにボリュームがない

 
これらの項目に多く当てはまる人は、離れ胸である可能性が高いです。

あわせて「胸の黄金比」といわれる、鎖骨の中心と乳首を繋いだ三角形をチェックしておきましょう。美胸であればキレイな正三角形になり、二等辺三角形であれば形が崩れている証拠です。

自分でできる離れ胸の改善方法

すでに離れてしまった胸を完全に戻すのは難しいですが、これ以上進行させないための予防方法はいくつかあります。

胸筋をはじめ、胸まわりの筋力を維持することや、猫背の改善も離れ胸の改善につながるので、簡単なセルフトレーニングを試すところから始めてみてはいかがでしょうか。

トレーニング・食事・下着の3つに着目して、毎日の習慣に取り入れていきましょう。

離れ胸が改善する筋トレ方法

大胸筋のトレーニング方法

胸の土台となる大胸筋の内側を鍛え、離れ胸の予防・改善につなげましょう。

大胸筋を鍛えるステップ

1. 500mlの水入りペットボトルを1本ずつ両手に持つ
2. 両腕を上方向に曲げたまま、肩の高さまで上げる
3. 曲げた状態で、ゆっくり胸の真ん中に両腕を引き寄せる
4. ゆっくりとまた元の位置に戻す
5. 3〜4を20〜30回繰り返す

 
このトレーニングは、毎日行う必要はありません。2日に1回を目安に、継続的に行うのが効果的です。

胸全体のトレーニング方法

胸全体を引き上げるには、腕立て伏せが効果的です。腕立て伏せが苦手な人は、以下のように負荷を下げて挑戦してみてください。

バストアップに効果的な腕立て伏せ

1. 通常の腕立て伏せの体勢から、膝を地面につける
2. 左右の指先を体の中心で合わせ、肘の向きを左右外側に開く
3. 通常の腕立て伏せと同じように、体を上下する
4. 3を30回程度繰り返す

 
ポイントは通常の腕立て伏せとは違い、指先を体の中央に向ける点です。脇にかけてのバストラインが鍛えられ、背中に流れやすい脂肪がキープできます。

膝を地面につけても厳しい人は、壁に手をつけて立った状態での腕立て伏せもおすすめです。

離れ胸が改善するストレッチ方法

大胸筋ストレッチ方法

デスクワークが多い人は、胸の筋肉がコリ固まり血流が悪くなっている場合が多いです。バストに栄養を届けるためにも、大胸筋のストレッチが大切です。

タオルストレッチ

1. 長めのタオルを用意する
2. タオルの両端を両手で持ち、腕を上にあげる
3. 腕を開いたまま、タオルを首の後ろあたりまで下げる
4. 息を吐きながら30秒間キープする
5. 2〜3を3セット行う

 
このストレッチは、血流が良くなるお風呂上がりに行うのがおすすめです。肩や首のコリも改善できるので、毎日コツコツ続けてみてください。

血流改善ストレッチ方法

胸につながる肩や肩甲骨の血流も改善しておきましょう。肩全体をストレッチしてほぐしておくと、筋トレやマッサージの効果がさらにアップします。

肩甲骨の血流改善

1. 指先が上になるように、腕を胸の前で直角に曲げる
2. そのまま左右の手のひらと肘を合わせる
3. 合わせたまま頭の上まで腕ごと持ち上げる
4. 肩甲骨を動かすことを意識しながら肘を内から外へ開き、2の状態に戻す
5. 2〜4をテンポよく30回程度繰り返す

 

離れ胸が改善するマッサージ方法

肋骨をほぐすマッサージ方法

肋骨の間にある肋間筋が凝り固まるとバストを左右に引っ張ってしまい、離れ胸を加速させます。マッサージによって筋肉を動かし、柔軟性を高めるのが大切です。

肋間筋マッサージ

1. 右の胸を胸下サイドから左手で少し持ち上げる
2. 右手の拳で、右の脇下から首筋に向かって斜め上にコリをほぐす
3. 右の脇下の真ん中からバストトップに向かって平行にコリをほぐす
4. 2〜3をそれぞれ各10回ほど行う
5. 1〜4を左胸でも同様に行う

 
コリが積み重なってしまわないよう、マッサージは毎日行いましょう。肋骨を引き締められるので、同時にウエストをすっきりと見せる効果も期待できます。

胸の筋膜をほぐすマッサージ方法

胸筋も筋膜で覆われています。この筋膜がほぐれていないと呼吸が浅くなり、胸の土台となる大胸筋のコリにつながります。

筋膜をほぐすマッサージ

1. 右と左の鎖骨の間に両手の指を横にして三本添える
2. 指圧をかけて左右に筋肉を引っ張る
3. 胸の中心部分に鎖骨に添えていた指の位置を下げる
4. 2と同様の動きを行う
5. みぞおち部分に胸の中心に添えていた指の位置を下げる
6. 2と同様の動きを行う
7. 各部分それぞれ3セットずつ行う

 

食生活を見直して内側からケアする

女性ホルモンの分泌が低下するほどの過度なダイエットには、注意が必要です。胸はほとんどが脂肪でできているため、バストダウンや離れ胸を加速させる原因になります。栄養バランスの整った食事を意識し、体の内側からしっかりとケアすることが離れ胸の予防と改善につながります。

あわせて女性ホルモンの「エストロゲン」と似た働きをする、大豆イソフラボンを積極的に摂取しましょう。胸にハリを与えるだけでなく、肌や髪のツヤにつながる栄養素です。大豆イソフラボンは、納豆や豆腐、豆乳などの大豆食品に含まれています。

谷間を作り離れ胸を予防できるブラの選び方

いくら日々の食事や運動に気を使っていても、下着の選び方や着け方を間違っていると離れ胸は改善しません。また、就寝時にはナイトブラをつけて、谷間ができるように矯正し続けることが大切です。

どのような特徴を持つブラが離れ胸に適しているのかを把握し、購入する際に役立ててみてください。

離れ胸を予防・改善できるブラの選び方

まずは、今のブラが自分の体に合っているのかチェックしておきましょう。

ブラが体に合っているかのチェック方法

• ストラップがずり落ちたり窮屈ではないか
• カップが小さすぎたり大きすぎたりしないか
• ワイヤーが体に食い込んでいないか

 
これらの項目に1つでも当てはまっている場合、ブラが体に合っていない可能性があります。正しいサイズを知りたい人は、下着を購入する際に採寸するのがおすすめです。

離れ胸さんにおすすめなブラ

離れ胸を改善するのは、とても時間がかかります。すぐに美胸に見せたい人は、ブラで一時的に離れ胸を解消しましょう。

離れ胸さんが美胸に見せられるブラの選び方

• 下からグッと持ち上げられる3/4カップのブラ
• 直接貼って胸を寄せられるヌーブラ
• 脇の幅が広く、脂肪をしっかりホールドできるブラ

 
正しくヌーブラをつけてコンプレックス改善♪

 

 

 

 

睡眠時に使用するナイトブラの選び方

就寝時は日中とは違う形で胸に重力がかかるため、専用に作られた夜用のブラを必ず選びましょう。ナイトブラは近年注目が集まっており、さまざまなブランドから登場しています。睡眠の妨げにならないようにナイトブラは伸縮性が高いので、窮屈さの心配は不要です。これ以上離れ胸を加速させないためにも、取り入れてみてください。

離れ胸さんにおすすめのナイトブラ

とても種類が豊富なナイトブラですが、離れ胸さんは以下の特徴がある商品を選ぶのがおすすめです。

離れ胸さんにおすすめなナイトブラの選び方

• しっかり中心で谷間ができるクロスベルトタイプ
• 背中や脇の脂肪まで寄せるフロントフックタイプ
• サイドをホールドできる脇高設計

 
このように比較的ホールド力の高いナイトブラを選ぶのが、離れ胸改善におすすめです。

ナイトブラの選び方を初心者向けに解説

ナイトブラはどのくらいの頻度で買い替えるのがベスト？

ナイトブラの買い替えは何回までなどは決まっていませんが、だいたい日中のブラの買い替え頻度と同じくらいだと思っていただいて大丈夫です。

普段お使いのブラはどのくらいで買い替えていますか？

「生地が伸びたな」とか「ワイヤーが歪んだ」など基準があると思います。だいたい3ヶ月ほどで買い替えている方がほとんどだと思います。

ナイトブラの買い替えの目安としてはこちらになります。

• 生地が伸びてゆるい
• カップの型が崩れてきた
• サイズが合わなくなった
• 洗濯を100回以上している
• 着用時にブラがずれる
• 全体的にフィット感がない

 
考え方としては日中にブラと同様にナイトブラとしての効果はなくなってきたと思ったら買い替え時だと言えます。

シーズンごとにおすすめのナイトブラは変わる？

季節ごとでおすすめのナイトブラは変わりません。

夏や冬などは生地感によって通気性の良い商品や保温性の高い商品が好まれることはありますが、機能面ではかわりません。

ナイトブラの機能として「寝ている間も胸の形が崩れない」と言う効果があれば季節ごとに買い替える必要もありません。

ブランドやメーカーによって新作デザインがシーズンごとに出るので「おすすめ」として勘違いしてしまいますが、機能面や効果が変わらないのであればお持ちのナイトブラの着用で十分だと言えます。

離れ胸を改善して理想のバストを手に入れよう！

離れ胸を放っておくとどんどんバストの形が崩れてしまうため、トレーニングやマッサージを毎日行うことが大切です。離れ胸の原因が加齢や遺伝によるものの場合は改善しにくいですが、下着の選び方で美しく見せられます。離れ胸で悩んでいる人は、今回の方法で理想のバストに向かってケアをしてみてください！

 
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