2023.02.10
振袖の下着は何を着たらいい?和装にふさわしい肌着・ブラジャーの選び方をご紹介
振袖のときはどんな下着を着たらいいのか知っていますか?
和装時の下着には決まりがあるのかどうか、気になっている人も多いでしょう。
この記事では、振袖を着るときにおすすめの下着や選び方を詳しく紹介します。
成人式や結婚式といった晴れの日に振袖を美しく着こなせるよう、下着の事前準備をしっかりと行いましょう。
振袖の下に着るものは?
和装するときには、振袖以外にも細やかな準備が必要です。
まずは振袖に必要なアイテム一覧をチェックしてから、下着選びの知識を深めていきましょう。
振袖を着るときに必要なアイテム
振袖を着るときに必要なアイテムは、以下のものが挙げられます。
- 振袖
- 帯
- 長襦袢(半衿付き)
- 伊達襟
- 衿芯
- 帯板
- 帯枕
- 帯あげ
- 帯締め
- 腰紐
- 伊達締め(伊達巻き)
- コーリンベルト
- 肌襦袢、裾よけ
- 足袋
- 下着
- タオル、脱脂綿、ガーゼ
振袖は外から見える部分以外にも、さまざまなアイテムが用いられています。
タオルや脱脂綿、ガーゼなどは美しい見た目作りや着崩れ防止として体型補正に使うものです。
着付けをお願いしている場合は持ち物リストが準備されていることが多いため、指示に従って用意しましょう。
インナーは振袖用の和装下着
振袖を着るときのインナーは、和装専用の肌着である肌襦袢と裾よけ、和装専用下着を着ます。
肌襦袢は上下セットのものやワンピースタイプのものなどがあり、生地はガーゼや麻といった選択肢があります。
肌襦袢や裾よけは、絶対に必要なものではありません。
しかし、汗ジミになるとクリーニングに一手間かかる可能性があるため、肌着は着ておくようにしましょう。
振袖を着慣れていないと、動きにくかったり熱がこもって汗をかいたりなどの負担が考えられます。
事前に試着し、着やすいものを選ぶのがおすすめです。
普段使いの肌着やブラジャーでも代用できる
振袖(和装)専用のインナーや下着を持っていなくても、選び方に注意すれば普段着用している肌着やブラジャーでもOKです。
特に現代では頻繁に和装する機会がなく、振袖を着たあとは保管したままという人もいます。
そのため、振袖を着たあとのことを考えて、普段使いもできるインナーや下着を選ぶといいでしょう。
代用できるインナー、下着はこちらです。
- キャミソール
- チューブトップ
振袖の下着の選び方
振袖を着るときの下着は、いくつかポイントを押さえて選ぶようにするのがおすすめです。
「これを選んだらNG」という決まりはないものの、振袖を美しく着こなすコツでもあるのでぜひチェックしておきましょう。
胸元ができるだけ平らになるブラジャーを選ぶ
振袖をはじめとする和装では、バストを平らにして寸胴のようにするのが美しい着方です。
見た目の他にも、着崩れてきたり、シワができたりといったトラブルを防止する目的もあります。
タオルやガーゼなどで体型補正をしますが、下着も胸元を平らに保ちやすいものを選びましょう。
下着の段階で着崩れ対策できるものを選んでおくと、振袖を美しく着こなしやすくなりますよ。
下着のラインが出ないものを選ぶ
レース素材やレイヤー入り、縫い目の凹凸が目立つ可能性があるデザインの下着は注意が必要です。
長襦袢や振袖などを重ねて着ていても、ブラジャーやパンツの縫い目は思った以上に浮き出てしまいます。
普段使いの下着を検討している方でも、レース柄や縫い目の凹凸が目立ちやすいものは避けるよう、事前にチェックしておきましょう。
ベーシックカラーの下着を選ぶ
濃い色や柄ものといったデザインの下着は、振袖から透けやすいため避けるのが無難です。
胸元や腰元に柄がある振袖ならカバーできるかもしれませんが、無地の振袖は下着の色が見えてしまうことがあります。
おすすめは、肌の色に近いベージュや白といったベーシックなカラーです。振袖を着たあとも着用できるもののため、選ぶときの参考にしてみてください。
振袖からはみ出さない長さの肌着を選ぶ
胸元の合わせ目や首うしろの衣紋、袖の部分から肌着がはみ出してしまうと、せっかくの美しい着こなしが台無しになります。
裾の長さや衣紋から出ない範囲のインナーを、予め購入しておきましょう。
生理のときは専用のパンツを選ぶ
生理のときは、生理専用のサニタリーショーツがおすすめです。普段使いのパンツよりもしっかりとフィットして、万が一のトラブルに備えられます。
股上の浅いサニタリーショーツであれば、トイレのときにスムーズに着脱しやすくなります。
股上の浅いパンツは生理時に限らず振袖着用時にもおすすめの形なので、チェックしておきましょう。
生理時におすすめのパンツの形はこちら。
- ボクサータイプ
- ローライズ
振袖におすすめの下着
ここからは、振袖を着るときにおすすめの下着を3つ紹介します。どの下着を購入すればいいのか迷ってしまった人は、ぜひ参考にしてみてください。
ヌーブラ
「ヌーブラ」は、バストにぴたっと貼り付けて使うブラジャーです。
胸元にしっかりと密着し着崩れ防止となるため、振袖の下着選びで特におすすめのアイテムといえます。
ヌーブラはサイズ展開が豊富で、どんな大きさのバストにもフィットするのがメリットです。また、ブラジャーのラインが浮き出るのも防止できます。
服装を選ばないシンプルなデザインで、普段の洋服でも着られる利点があるのも嬉しいポイントです。
おすすめのヌーブラはこちらです。
ヌーブラ・シームレス ワイヤーマジック
サイズ | 対応サイズ | カラー |
---|---|---|
A~E | A65~F90 | モカ・ブラック |
※対応サイズは普段のブラジャーでのサイズの目安となります。
カップの下部にワイヤーが入っており、寄せてきたお肉をカップ内にしっかりと収めてキープしてくれるので、バストがキレイな状態を長く保つことが出来ます。大きい胸もコンパクトにおさえてくれます。
縫い目のないシームレスタイプなので着物に響くことなく安心して着用できます。
ナイトブラ
ナイトブラは、就寝時にバストの形を保つ目的で作られている夜用ブラジャーです。
ノンワイヤーで、やわらかい素材で作られているものが多く胸元に凹凸を作らないため、振袖の下着としておすすめといえるでしょう。
おすすめのノンワイヤーブラはこちらです。
ファスナータイプなので、髪のセットをした後でもお着換え可能です。
細く見えるフロントファスナーブラ23
サイズ | 対応サイズ | カラー | 価格 |
---|---|---|---|
S~5L | バスト:72~122 | 6色 | 4,400円(税込) |
こちらは完全にミニマイザーとして開発されているので、普段使いでも使い勝手がいいと思います。
前開きファスナーなのもウレシイ♪
シームレスインナー
シームレスとは縫い目がない下着のことで、インナーのラインが出にくいのが特徴です。
繋ぎ目の凹凸がないため、振袖を着るときはブラジャーとパンツどちらもシームレスのものを選ぶといいでしょう。
薄手の洋服を着るときにも活躍する下着のため、1枚持っていると便利です。
おすすめのシームレスショーツはこちらです。
シームレスショーツ
サイズ | 対応サイズ | カラー | 価格 |
---|---|---|---|
Free | ヒップ:87~100cm | 2色 | 1,980円(税込) |
「縫製」「縫い糸」「ゴム」が存在しないショーツです。生地は伸縮性に優れており、ノンストレスな履き心地。
凸凹が全く無いのでショーツのラインが出ないうえに、ベージュですと透けることもありません。
振袖を美しく着こなせる下着選びをしよう
振袖のときは、下着の選び方が大切です。下着の色や形など、振袖から見えないものを選んでみてください。
普段使いもしたい人は、ナイトブラやシームレスインナーなどを着けるのがおすすめです。
成人式や結婚式などの大切なお祝いで、振袖を美しく着こなしましょう。
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- この記事を書いた人
- nublogちゃん