2023.01.13
産後の垂れた胸の戻し方を紹介
妊娠中から産後にかけて、胸の大きさも形もすごく変わりますよね。
胸がすごく張って大きくなったり、授乳後に小さくなったと感じる方もいらっしゃいます。
産後から授乳中にかけて約2カップほど胸も大きくなるので、授乳後のしぼんだ胸を見て落ち込んだりもしますよね。
私も授乳後に自分の胸を見て目をそむけたくなりました。
産後の胸のケア、体験談をご紹介していきます。
産後に胸が垂れる原因
授乳後のご自身の胸を見てショックを受けたことはありませんか?
妊娠前のハリが思い出せないほどのしぼんだ胸を見て目をそむけたくなった方もいるのではないでしょうか。
若いからまだ大丈夫など、妊娠中や産後の胸のハリに惑わされてケアを怠ると授乳後にショックが大きくなるので妊娠中から授乳が終わるまでしっかりケアすることをおすすめします。
産後の胸は垂れやすい状態となっております。出産を経験していない人に比べると加齢を促進させている状況だと考えてください。
年齢とともに重力に逆らうことができなくなり、筋力も弱くなり、クーパー靭帯も伸びたり、切れたりしてしまいます。
きちんと機能性の備わった苦しくない補正下着や、ノンワイヤーブラで支えてあげることが下垂防止につながります。
具体的な原因はこちらです。
- 加齢や出産で皮膚のハリが無くなる
- 年齢とともに筋肉量も低下
- 伸びてしまうクーパー靭帯
- 猫背や前傾姿勢
- 合わないブラのサイズ
加齢や出産で皮膚のハリが無くなる
歳を重ねるにつれて皮膚の弾力はなくなっていきます。
妊娠中や授乳中は胸が張って大きくなるのに対して、授乳後は元のサイズに戻るので皮膚が余った状態になってしまいます。
妊娠出産に限らず体型の変化でも皮膚は伸び縮みします。
急激に太ったり、無理なダイエットをすると一度伸びてしまった皮膚が余ってしまい胸が垂れる原因になってしまいます。
年齢とともに筋肉量も低下
胸の下垂は筋力が落ちることも原因の一つです。
妊娠中から産後は、体調がすぐれない日が続く方もたくさんいて積極的に運動出来ません。
なので運動不足や安静にしていないといけない状況が原因で筋力が低下し胸が垂れる原因になってしまうこともあるんです。
年齢とともに筋肉量も減ってしまうので大胸筋を意識して筋トレしてみても良いかもしれません。
伸びてしまうクーパー靭帯
妊娠から出産後まで胸は大きくなりますが、大きくなると言うことは重くなることに比例します。
胸はほぼ脂肪ですが、それを支えるクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまうと再生されることはありません。
ですが、重力や重くなった胸でクーパー靭帯が伸びたり切れたりしてしまいます。
そうならないように意識してブラで支えてあげることは大切なケアにつながります。
猫背や前傾姿勢
妊娠中から身体は重くなりますし、お腹が張ったり、お腹を守ろうとするあまり猫背になってしまう方がいらっしゃると思います。
姿勢が悪いということは胸のトップが下向きになっているということです。
この時期に胸の向きまで意識することは難しいかもしれませんが、下垂予防の第一歩につながります。
合わないブラのサイズ
妊娠中は今までのブラが合わなくなります。
女性ホルモンの変化で胸のサイズは大きくなるのでブラも買い換えないといけません。
体調がすぐれない方は楽なブラを着けたりもしますが、サイズが合わないままだったり胸を支えることのできないブラを着けていると下垂の原因になってしまいます。
胸が垂れた後の改善方法
産後や授乳後に胸が垂れたり萎んだりしてもまだ間に合います。
少しの運動や生活習慣を見直すだけで改善される可能性は大いにあります。
あきらめて放置しないで様々な方法を試してください。
胸のハリと位置を戻す方法
妊娠中から産後は胸のことを気にしていられない方もたくさんいらっしゃると思います。
出産前や若いころと同じようにとはいきませんが、対処方法はあります。
胸の位置をマッサージで戻す
マッサージと言っても胸を直接マッサージするわけではありません。
胸周辺の脇、デコルテの凝りを優しくほぐし胸周辺の血行を良くしてあげます。
その後、周辺のお肉を胸に集めるように寄せ集めます。
お風呂などの暖かい場所でオイルなどを使ってあげると肌を傷つけることなく行えます。
隙間時間に運動して胸の土台作り
育児もしながら運動となると時間がないかもしれませんが、隙間時間にお家で筋トレをしてみてください。
胸の土台は大胸筋です。この筋肉で胸を支えてくれています。
土台がしっかりすると胸の向きも上向きに変わります。
年齢とともに筋肉量も減ってしまうので大胸筋を意識して短い時間からでも、筋トレしてみても良いかもしれません。
エクササイズで胸のハリを取り戻そう
定期的に胸の周りを動かしてあげるのも血流が良くなり、凝りもほぐれるので効果的です。
腕を前と後ろにグルグル回して肩周りをリラックスさせてから、胸の前で手を合わせて、合掌ポーズをします。
合わせた手のひらをグッと押して、緩めてを10回ほど繰り返します。
下着を見直して胸の下垂予防
授乳中に使用していたブラをそのまま使用していませんか。
ブラのカップが合っていなかったり、アンダーのサイズが合っていないと胸にストレスがかかってしまい、下垂、型崩れの原因になってしまいます。
そうならないように意識してブラで支えてあげることは大切なケアにつながります。
私のように今までなんにもしていなかった方や、楽に補正したい方にはノンワイヤーブラをおすすめします。
出産してから何年も経っている方でも、個人差はあると思いますが試していただきたいです。
ブラと併用して上で説明した、筋トレ、ストレッチも大切になってきます。
子育て中だとなかなか自分の時間を作ることは難しいかもしれませんが、ノンワイヤーブラやナイトブラを着けるだけでも変わってくるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
胸のハリと位置を戻すための生活習慣
ブラを変えたり、身体を動かしてみても生活習慣が乱れていたらキレイな胸にはなれません。
生活習慣が整っていると女性ホルモンの分泌を妨げるものがなくなるのでキレイなボディラインへの近道になります。
バランスのとれた食生活で胸にも栄養をあげよう
胸だけではなく身体は食事から作られていますよね。バランスの偏った食生活をしていたら、ほかで努力しても意味がありません。
胸に良い食材やドリンクなどは良く聞きますが、まずは偏った栄養を取らずバランスの良い食生活を心がけてください。
「タンパク質」や「ビタミン」も大切ですが、バランスを考えていろんな種類の食材を食べることをおすすめします。
ホルモン分泌には質の良い睡眠が大切
子供のころから「寝る子は育つ」といいますが、大人にもあてはまります。
1日の中で女性ホルモンの分泌が多くなるのは、夜の睡眠時間なんです。
きちんとした睡眠時間と質の良い睡眠をたくさんとれると女性の身体にも良いことづくしです。
夜のパソコンや携帯は目が疲れ、ブルーライトで脳が覚めてしまうのでなるべく控えて、リラックスして過ごすことをおすすめします。
ストレスを軽減するとホルモン分泌が正常に
現代はストレス社会と言われるほど知らないうちにストレスをため込んでいる人がたくさんいます。
ストレスを感じるということは自律神経が乱れ、女性ホルモンの分泌を低下させてしまいます。
正常な女性ホルモンの分泌は女性らしい身体を作ることにつながります。
なるべくストレスをため込まず発散できることを見つけるのも良いですね。
小さいお子さんがいる方は、なかなか自分を気遣ってあげる時間がないかもしれませんが少しでもリラックスして過ごしてくださいね。
私の産後の体験談
私がヌーブラジャパンに入社してから、胸に対する姿勢が変化しました。
現在小学生の子供が2人いますが胸のケアはほとんどしたことがありませんでした。
しかし胸やブラのことを知るにつれて商品にも興味がわき、いくつか購入し試してみました。
今回はその体験談になります。
出産、子育てを経験しても胸のケアをしなかった私が育乳に興味を持ち、ブラに気を付けただけで変化したことを紹介致します。
妊娠中
私は20代前半に妊娠出産しました。
その頃は周りに出産経験のある友人が少なく無知だったこともあり、なんにも気にしていませんでした。
つわりがひどかったのも原因で妊娠初期はブラを着けていない日がほとんどでした。
中期から後期になると胸が張ったりすることもありましたが、なんにも気にせず普段のワイヤーブラを着用し生活していました。
今考えるとこの頃から胸にクリームを塗っておくべきだったし、サイズに合わせてブラを買い替える必要があったと思います。
産後~授乳中
出産後から授乳中も妊娠中と同様、なんにもケアもしていません。
むしろ授乳のおかげで胸が大きくなったと喜ぶだけでクリームを塗るわけでもなく、授乳用のゆるゆるブラを着用していました。
寝ながら授乳も自分の寝やすい片方の胸でばかりであげていました。
年齢も若かったこともあり胸が小さくなるわけないと思っていました。
卒乳後
卒乳した後はびっくりするくらいサイズダウンしました。妊娠中から授乳中まで胸が大きい状態が続いていたのでよけいにそう感じました。
ブラのサイズも妊娠前より1サイズ小さくなって、胸のハリもなくなってしぼむとはまさにこのことなんだと感じました。
しかも寝ながら片方の胸でばかり授乳していたので胸の高さはズレてるし、ストレッチやクリームなどのケアを全然していなかったので皮膚のたるみも気になります。
結果、時間がたったら元に戻るかなと考えていましたが少しマシになるだけでほぼ変わらず、出産して数年たった今でもそのままです。
もっとクリーム塗って皮膚のケアをするべきだったし、ストレッチや筋トレをしたらたるみ予防にもなっただろうし、授乳も姿勢を意識すれば良かったと後になって後悔しています。
今だからわかるおすすめのブラジャー
妊娠中から授乳後までノンワイヤーで苦しくないブラをおすすめします。
体型が変化しやすい期間なので楽に補正できるノンワイヤーブラを使ってみてはいかがですか?
綿混ハイブリッド・デイリーハートカップブラ24
サイズ | カラー | 価格 |
---|---|---|
S~5L | 5色 | 4,400円(税込) |
ワイヤーやホックがないので普通のブラより確実にラクに着用できます。
さらにアンダー部分は、ピタッとフィットしてバストの下流れを防止してくれるので下垂防止になりますね。
実際私もこの商品を使いましたがバストのトップ位置が左右対称になったのを何年ぶりかに見ました。
綿混ハイブリッド・デイリーハートカップブラ24の商品ページへ
ハートのキャッチャーカップで格上げフィットブラ23
サイズ | カラー | 価格 |
---|---|---|
S~5L | 3色 | 4,400円(税込) |
身体の動きに合わせてフィットしてくれるのに、締め付け感がないと言うママに優しい1枚。
バストの丸みを潰さない立体設計で、美胸をキープしてくれます。
体型変化のしやすい産後は身体に負担をかけずに胸を補正してみてはどうですか?
ハートのキャッチャーカップで格上げフィットブラ23の商品ページへ
ハートフルカップカシュクールブラキャミソール23
サイズ | カラー | 価格 |
---|---|---|
S~5L | 7色 | 5,280円(税込) |
柔らかな着心地でバストラインを美しく整えてくれる、ラグジュアリーなフルカップレースのブラキャミ。
実際に産後使われている方の口コミを紹介します。
年齢と共に下がってきた胸がしっかり持ち上がり、しかも苦しくないので、とっても良いです。
ハートフルカップカシュクールブラキャミソール23の商品ページへ
ノンワイヤーブラの効果
なにも胸のケアをしなかった私が、ヌーブラジャパンに入社しブラに興味を持ったことによって良かったことがあります。
私は昼間はワイラーブラやブラトップを着て、夜の入浴後はノーブラで過ごすのがルーティーンでした。
しかし入社後は自社の取扱商品を購入し、昼はノンワイヤーブラ、夜はナイトブラで過ごすように変えてみると、数週間もしないうちに胸が同じ高さになっていました。自分でも信じられないくらいびっくりしました。
日頃から気をつけて胸のケアをしてあげるだけで、形も位置も見違えるくらい奇麗になるんですね。
きちんと自分に合ったブラを着用することはとても大事なことなんだと思います。
ノンワイヤーなので着心地もとても楽なのに、その間に補正してくれているのがズボラな私には最高でした。
出産前からできる垂れ胸予防
出産後や授乳後もきちんとケアをしたという方で、キレイなバストラインを保っている人はたくさんいます。
後で後悔しないように、胸のケアをしてあげてくださいね。
- ブラの新調
- クリームを塗る
- 筋トレ
- マッサージ
- ストレッチ
ブラの新調
妊娠中から産後、授乳後にかけて胸のサイズは驚くほど変化します。
短期間で変化するのでもったいないと思う方もいると思いますが、サイズの合ったブラを着けることは下垂予防にもつながります。
ノンワイヤーやナイトブラなど楽なブラもありますのでそれらもおすすめです。
クリームを塗る
胸のサイズの変化が大きいと言うことは皮膚もそれに合わせて伸び縮みに対応しないといけません。
胸のサイズの変化に対応できる皮膚にするためには潤いを与えておかなければいけません。
皮膚の乾燥はたるみ原因にもなり、たるみも垂れて見える原因ですのでクリームを塗る事は必須です。
筋トレ
胸は脂肪というイメージが強いですが、その胸を支えているのは大胸筋です。
大胸筋を鍛える事でバストアップとたるみの予防にもつながります。
妊娠中は体調がすぐれなかったり出産後は忙しくて時間がとれなかったりなど、筋トレの時間を作るのは難しいかもしれませんが1日3分からでも始めてみるといいかもしれません。
マッサージ
マッサージは下垂予防に効果的です。
筋肉をほぐしたり、リンパマッサージすることで血流も良くなりバストアップにつながります。
胸を直接マッサージするというよりは、胸のまわりをほぐすという感覚です。直接マッサージするのはクーパー靭帯や乳腺を傷つける可能性もあるので注意が必要です。
ストレッチ
妊娠中から産後は、体調を崩す方もいらっしゃるので気分転換がてらに軽いストレッチなどもおすすめです。
普段伸ばさない部分を伸ばしてみたり、産後はお子さんを抱っこしてのストレッチに挑戦してみたりも良いかもしれません。
スキンシップをとりながらストレッチできるなんて素敵ですよね。
胸が垂れない授乳のコツ
授乳中は我が子が可愛すぎて胸のことまで意識が回らないかもしれませんが、意識するだけで下垂予防になります。
まずは姿勢です。授乳は時間がかかるので猫背になってしまいがちです。姿勢をピンとさせて、子供を抱き横向きに寝かせる体勢で授乳すると胸が下向きにならないので下垂予防につながります。
寝ながら授乳するときは子供と向き合う体勢で寝ころび、ピッタリとくっついてあげてください。離れて授乳すると胸が伸びた状態になり、クーパー靭帯が伸びたり切れたりする可能性があります。
赤ちゃんの期間ってすぐに過ぎてしまうので、授乳期間はスキンシップの上でかけがえのない時間ですよね。胸のためにもですが、赤ちゃんとピッタリくっついてお互いの体温を感じながら授乳期間を楽しんでくださいね。
出産後の胸におきている変化
産前産後の胸のケアなどをお伝えしてきましたが、実際に胸の構造やしくみについて知っていたほうが筋トレ、ストレッチを意識してできますよね。
なのでここからは胸のしくみについて紹介していきます。
妊娠するとホルモンバランスが変化します。大きくなる人もいれば変化のない方もいます。しかし授乳を終えた方のほとんどがハリのない胸になってしまいます。
胸の乳腺は年齢とともに退化してしまいます。授乳後はママの年齢に関係なく、母乳の役割を終えたと身体は認識し退化していきます。産後なにをしなくても1年後には母乳を作る必要のなくなった乳腺は脂肪に変化してしまいます。
クーパー靭帯という組織もあります。クーパー靭帯は授乳によって大きくなる胸に比例して伸びます。年齢とともに弱って伸びますが、縮まることはありません。
乳腺が少なくなりクーパー靭帯が伸びるということは、胸を支えていたものが減って、伸びて重力に逆らえなくなるということです。
その結果、垂れたりデコルテにお肉がなくなったりするんです。
産後の垂れた胸はブラで改善
産後垂れてしまった胸を見て落ち込んだり、鏡を見るのを極力減らしたり、自分の体型の変化に自分が一番ショックを受けますよね。
私もあきらめていましたし、努力するのもやめていました。でもなにかきっかけがあれば頑張れます。私のきっかけはノンワイヤーブラとナイトブラでした。
着けて寝るだけで、着けて日中過ごすだけで悩みが改善されました。
少しの体型の変化で前向きになれるので次は筋トレやストレッチをしてみようかなと思います。
産後や授乳後に悩んでいる方も簡単に始められるブラの検討から始めてみてはどうですか?
この記事でわかることをまとめました。
- 産後 胸垂れる なぜ?
- 産後は授乳によって胸の組織のクーパー靭帯が伸びたり、切れてしまいます。なので授乳後も元に戻らず胸が垂れてしまいます。
- 卒乳後 胸 いつ戻る?
- 授乳中は胸の大きさが2カップ大きくなる方もいますが、産後1年経てば元に戻ってしまいます。
- 授乳後 胸 なぜ?
- 産前産後はホルモンや授乳の関係で胸がサイズアップします。授乳後は元に戻ってしまい、サイズアップした分の皮膚が伸びてしまっているので萎んだり垂れたりしてしまいます。
- 授乳後のおっぱいの張りは?
- 授乳後はおっぱいの張りは軽減されます。
- 産後の胸に張り いつまで?
- 産後の胸の張りは1ヶ月近く続く方もいます。授乳していると赤ちゃんのお腹がすくタイミングで母乳分泌されるので、張る状態がさらに続きます。
- 卒乳後 しぼむ なぜ?
- 卒乳後はホルモンや母乳によって大きくなっていた胸の影響で皮膚が伸びています。母乳を作る必要もなくなり、胸が元のサイズに戻る際、皮膚がそのスピードに追いつけず萎んでしまいます。
- 出産後 胸の張り いつから?
- 出産前から、胸の張り続きます。出産後もたくさん赤ちゃんに飲んでもらって張りを軽減させましょう。
- 産後 何カップ?
- 産後、授乳中は胸が1カップ~2カップ程大きくなります。
- この記事を書いた人
- nublogちゃん